リウマチをサポートします
リウマチと食事

リウマチの食事療法

関節リウマチそのものを治療する食事療法はありません。

関節リウマチは関節への負担を懸念して運動不足を招くことがあり、 適正体重を維持して生活習慣病予防に努めるためにも規則正しい食生活が基本です。

過不足のないバランスのとれた食事が大切になります。関節リウマチの治療をうまく進め、QOLを向上させるためにも日々の食生活は大切です。

リウマチの症状は「朝のこわばり」が典型的

関節リウマチで最初に起こる症状としてもっとも多いのは、起床時に感じる関節のこわばりです。

年齢が高くなるにつれて、「目覚めてすぐは関節が動かしにくい」と感じるようになることはありますが、その状態が1~2時間以上続くようなら注意が必要です。

タンパク質

脂質、炭水化物とともにエネルギーを生産する栄養素です。

腎機能低下がある場合は、タンパク質制限の食事療法が行われます。

リウマチの薬では、非ステロイド性 抗炎症薬や抗リウマチ薬(などの治療薬による腎障害や、 アミロイドーシスなどによって腎機能低下をきたすことがあるそうです。

タンパク質制限の食事療法では、 適切なエネルギー量の確保も重要となり、 食塩の制限(3g以上6g未満)や必要に応 じてカリウムの制限を行う場合もありま す。

脂質

質を考慮した適量の摂取が大切です。肉類の脂に多く含まれる飽和脂肪酸を控え、 大豆・大豆製品や魚類などに含まれる不飽和脂肪酸を増やすようにします。

脂質異常症は動脈硬化性疾患に関連しており、動脈 硬化性疾患予防ガイドラインには食事、運動、禁煙などの生活改善が動脈硬化性疾患予防の基本であるとされており、標準体重を維持することも大切です。

炭水化物

炭水化物は、糖質と食物繊維に分けるこ とができます。糖質は血糖上昇に関係し、 食物繊維は食後の血糖上昇を抑制します。

必要エネルギーのうち50~60%を炭水化 物で摂取することが望ましいとされており、極端に抑える食事は好ましくありません。

関節リウマチの治療に用いられるステロイドは血糖を上昇させやすいという特徴があります。

一般的に糖尿病の治療では、 食事療法、運動療法が基本ですが、関節リ ウマチ患者さんでは運動療法が困難な場合があり、食事療法がより重要になります。

血糖コントロールを良好に保つには、主治医から指示されたエネルギー量を守り、栄養バランスのとれた食事療法が有効です。

ミネラル

ナトリウム

食塩は塩化ナトリウムが主成分です。1日蓄尿などの方法でナトリウムな どの排泄量を測定することによって、1日食塩摂取量を求めることができます。

食塩の過剰摂取は、体液量の増加によって血圧の上昇を引き起こします。高血圧治療ガイ ドライン2014では、減塩を含む生活習慣の複合的な修正が治療に効果的であることを示しています。

この場合、食塩摂取は6g/日未満が目標です。減塩のポイントは、①漬物や汁物、干物や塩蔵品などの加工食品の摂取を控えること、②減塩の調味料を使用する、③香辛料やうま味(だし)などを上手に利用するなどです。

ナトリウムを減らしカリウムが含まれる減塩の調味料がありますが、腎臓機能低下でカリウム制限のある人には注意が必要になります。

カルシウム

一般に閉経後の女性では骨粗鬆症を発症しやすく、関節リウマチの治療で用いられるステロイド薬によっても起こりやすいので注意が必要です。

骨粗鬆症の予防と治療 ガイドライン2015年版によると、カル シウムの食品からの摂取は1日700~800mgが推奨されています。

カルシウムを多く含む食品は、牛乳・乳製品、小魚、緑 黄色野菜、大豆・大豆製品などです。

加えてカルシウムの吸収に必要なビタミンDや、骨形成に必要なビタミンKも不足しな いように心掛けます。

ビタミンDは日光浴で合成されますが、食品では魚類(サケ、サンマ、イワシ)に多く含まれます。

一方 でビタミンKは抗凝固薬ワルファリンの効果を弱めるので、服用している場合はビタミンKを多量に含む納豆やクロレラ、青汁などは摂取しないようにします。

鉄は生理的な排泄のほかに成人女性では月経による喪失があり、鉄欠乏性貧血を招 きやすくなります。

ただし、炎症がコントロールされていない関節リウマチ患者さんでは慢性炎症性貧血がみられ、鉄を摂取しても反応しにくい場合があります。

食事に おいては鉄を多く含む食品の摂取を心掛けますが、動物性タンパク質やビタミンCな どによって吸収が促進されます。

お茶、日本茶、紅茶やコーヒーに含まれるタンニンは鉄を不溶化して吸収を悪くするため、 摂取は控えめにするほうがよいでしょう。

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  1. トリノコ

    リウマチの記事を担当しています。私自身リウマチを患わって5年目です。今は寛解の状態です。自身の経験をもとに記事を書いていこうと思います。またリウマチの医師である東京医科大学教授の中島利博教授が監修したサプリを紹介しています。