リウマチをサポートします

リウマチ用語さ行

サイトカイン

サイトカインとは、細胞から分泌されるタンパク質の一種で、他の細胞に情報を伝えるという大切な働きを持っています。

関節リウマチを起こしている関節の滑膜からは、インターロイキン-1、インターロイキン-6、TNF-αなどのサイトカインが異常に多く分泌されていることが分かっています。

CRP

関節リウマチなどの炎症性疾患を罹ったとき血液中に増加してくるたんぱく質で、C-反応性んぱく質(C-reactive protein)の略称です。

炎症が重症化するほど高値を示し、診断や治療経過における炎症の程度の指標として用いられています。

一般的な基準値の範囲0.3以下、軽い炎症などが検討される範囲0.4~0.9、中程度の炎症などが検討される範囲 1.0~2.0、中程度以上の炎症などが検討される範囲2.0~15.0、重体な疾患の発症の可能性が検討される範囲15.0~20.0。

以上のようにCRP数値は数値が高まるほど、炎症の度合いが高い。

シェーグレン症候群

涙腺の涙分泌や、唾液腺の唾液分泌などが障害される自己免疫疾患の一種。40~60歳の中年女性に好発し、男女比は1対14です。1933年にスウェーデンの眼科医ヘンリック・シェーグレンの発表した論文にちなんでその名前がつけられました。

関節リウマチに合併することが多く、外分泌腺以外の臓器障害も併発することがあります。

自己抗体

体には、細菌やウイルスなどの微生物や異物が体の中に侵入してくると(これら侵入物を抗原という)、これらに抵抗する物質(抗体という)をつくってこれらを排除し、体を一定の状態に保つ働きがあります。

これを免疫機構といい、この抗体は普通なら自分の体を攻撃することはありません。

しかし、何らかの原因で免疫機構に異常がおこると、自分の細胞成分に対して抗体をつくってしまい、自分の体を攻撃してしまうことがあります。この抗体を自己抗体といいます。

自己免疫疾患(じこめんえきしっかん)

自己抗体によって攻撃されておこる疾患を自己免疫疾患といいます。「膠原病」と言われているものはすべてこの自己免疫疾患が関係しているものです。

自助具(じじょぐ)

工夫や改良が加えられた「生活を補助する道具」です。体が不自由な方の生活に密着した道具ですから、容易に取り扱える大きさで、単純な操作で利用できる配慮がなされております。

若年性特発性関節炎(じゃくねんせいとっぱつせいかんせつえん)

16歳以下の小児期に発症する原因不明の慢性関節炎と定義されます。小児期の慢性関節炎のなかで最も頻度の高い疾患です。

以前は若年性関節リウマチと呼ばれていました。臨床的には全身型、関節型、症候性慢性関節炎に分類されます。

手術療法

関節リウマチで炎症を起こした関節に対して、骨の破壊が進行する前に滑膜を取り除く「滑膜切除術」と、炎症を起こしたひざ、股、ひじなどの関節を人工関節と取り換える「人工関節置換術」などがあります。

前者では、滑膜に炎症が再発する可能性が高く、恒久的な効果は期待しにくい。後者では、手術時の細菌感染、人工関節の耐用年数などに問題があるが、手術の技術、人工関節の性能はともに向上しています。

ステロイド

化学的にステロイドと呼ばれる構造を有する化合物の総称で、ホルモンとしては、男性ホルモン、女性ホルモン、副腎皮質ホルモン(副腎皮質ステロイド)などがあります。

赤沈値(せきちんち)

赤沈は炎症の有無を調べるためにCRPよりも古くからも用いられていた。ただし赤沈の亢進には炎症から時間がかかってしまうことが欠点がある。

炎症においてはCRPの方が赤沈よりも鋭敏な指標と言えます。

  1. トリノコ

    リウマチの記事を担当しています。私自身リウマチを患わって5年目です。今は寛解の状態です。自身の経験をもとに記事を書いていこうと思います。よろしくお願い致します。