妊娠初期をサポートします
妊娠初期の腹痛

妊娠初期の気になる腹痛

生理痛のような痛みがある場合、切迫流産の可能性もあります。ただ、おなかの痛みは、どこから の痛みなのかわかりにくく、「子宮の周りが痛い」と 受診した妊婦さんが、実は腸にガスがたまって痛かったということもよくあることです。

腸にガズがたまってた状態でおなかが冷えると、痛みが出やすくなり、差し込むような痛みを感じがちです。

激痛や出血を伴うおなかの痛みでない場合は一度温めてみて、おさまるかどうか確認を。温めても治らない場合は、流産や切迫流産、異所性妊娠などの可能性があるので、受診しましょう。

温めても痛みが止まらなかったら受診しましょう

おなかの痛みがある場合は、まず体を温めてください。冷暖房を調節する、カーディガンを1枚羽纎る、靴下をはく、ひざ掛けをかける、入浴するなどいろいろためしてみて。

体を温かくして痛みが止まれば、特に受診の必要はあリません。温めてみても痛みが続いたり、ひどくなってくるようなら、受診しましょう。

おなかに負担をかけない生活を心がけて

おなかに痛みがあっても、安静にすればおさまってくるようなら、心配ありません。 ただよくなっても無理は禁物です、今までの生活を見直して、自分にもおなかの赤ち ゃんにも負担のない生活を心がけましょう。

妊娠初期に意識して摂取したい葉酸

妊娠初期に必要とされる栄養素が葉酸です。妊娠の1ヶ月前から妊娠4ヶ月までの間に葉酸を十分に摂取すると、胎児の脳や脊髄の発達異常である神経管閉鎖障害の発症リスクを減らせることがわかっているからです。

妊娠する前から必要だったなんて、もう遅い、と気にするママもいるかもしれませんが、それほどリスクは高くありません。葉酸はこれからの妊娠期や授乳期にも必要な栄養素なので、これを機会に意識してとりましょう。

一日数回の軽いおなかの張りなら大丈夫

おなかの張りは、おもに子 宮の収縮によって起こりま す。夕方になって疲れたとき や、いつもよりよく動いたり、 お通じやセックス、ごほんの あとなどに、一日に5、6回 くらいキューッと張る程度な ら、問題ありません。

子宮は こうして収縮を繰り返しなが ら、出産に備えているのです。 子宮が収縮しても子宮内は羊 水で満たされているので、赤 ちゃんに刺激はほとんど伝わ りません。

ただし、1時間に5、6回 も張りを感じるようなら、陣 痛の始まりの可能性がありま す。36週を越えていれば問題 ないのですが、それより前だ と早産になる危険があるの で、すぐに病院に連絡して、 対処を。

張りに、痛みやおしっこが近くなるなどの症状がともな えば、クラミジアなどによる 子宮内感染症や、卵巣嚢腫、 子宮内膜症による癒着、膀胱炎などが原因のことも。その場合も医帥の診察を受けましょう。

妊娠初期の、お腹の張りはシムスの体位で横になって休息

出血がなく、一日5、6回程度感じるおなかの張りは、妊娠中の生理的なもの。張ってきたと感じたら、治まるまで横になって休みましょう。

「シムスの体位」といって、横になった下側の足をかるく伸ばし、上側のひざを曲げて前に落として、おなかに体重がかからないように空間をつくる姿勢は、安静時の代表的なもの。

ひざや腕にクッションを当てると、よりらくになります。ただし1時間に5、6回以上張りを感じたり、出血をともなうようなら、病院にすぐ連絡を。

妊娠初期の腹痛を防ぐコツ

体を動かしすぎない

適度な運動はおすすめ ですが、おなかが張った らストップ。「適度」を超 えたというサインです。

ストレスをためない

ストレスがあると、筋肉 はかたく収縮します。子 宮も同じこと。ストレス 解消を心がけて。

体を冷やさない

特に下半身が冷える と、血行が悪くなりおな かが張ります。おなかや 足は冷やさないで。

疲れたら横になる

横になることが、おなか の張り対策のいちぱん の方法。血流が子宮 に送られやすくなります。

重いものを持たない

重いものを持つとおな かに力が入り、子宮の 筋肉も張ることになりま す。

妊娠初期の腹痛で考えられるトラブル

靭帯が引っ張られる 妊娠初期に多い

子宮を支えている靭帯が引っ張られ、つれるような 感覚を「張り」と感じることも。

異所性妊娠

「おなかが張る」ような感じではなく、激痛の鳩合は、異所性妊娠の可能性も。ただ、妊娠検査薬の普及で早い時期から妊娠がわかるようになり、早く超音波検査を受ける人がふえたので、大事に至ることはまれです。

卵巣の腫れ

妊娠初期にホルモンの影響で一時的に卵巣が腫れ、おなかに痛みを感じることがあります。ほとんどは妊娠13~14週ごろには自然に小さくなり、痛みもなくなるので心配ありません。

切迫早期流産

切迫早期流産の主な症状は「出血」「お なかの張り・痛み」の2つです。切迫流産 とは、妊娠22週未満に出血や下腹部痛と いった症状があり流産のリスクがある状態のことで、妊娠が継続するケースも多くあります。その中で12週未満のものを「切迫早期流産」と呼んでいます。

妊娠初期の腹痛、こんな時は受診

張りを感じたら、30分~1時間、横になって様子を見ます。

張りの感覚がしだいに遠のく

心配ありません。

張りの感覚が短くなっている

病院へ連絡しましょう。

10~20分感覚の張りが続く

病院へ連絡しましょう。

張り+粘液交じりの少量の出血

早めに病院を受診しましょう。

5~10分張りっぱなし

すぐに病院を受診しましょう。

張り+出血

すぐに病院を受診しましょう。

張り+痛み

すぐに病院を受診しましょう。

  1. mamate

    妊娠初期の症状や気をつけること、また管理栄養士が監修した葉酸サプリを紹介しています。厚生労働省は、妊娠の可能性がある女性は、 食事での葉酸摂取に加えて、サプリメントなどによる1日400μgの葉酸摂取を推奨しています。