妊娠初期をサポートします
妊娠初期,薬

妊娠初期は薬の影響を受けやすい

妊娠判明から、薬がどのように妊娠に影響を与えるのかを知っておきましょう。妊娠が判明したあとは、自己判断で薬を飲まずに、体の状態を把握しているかかりつけの産婦人科医にまず相談するようにしましょう。

妊娠0~3週末

この時期に飲んだ薬が赤ちゃんに 影響することはありません。「全か 無か」の時期と呼ばれ、影響がある とすれば、妊娠そのものが成立しな いと考えられます。

妊娠4~7週末

妊娠4週から7週の終わりは、おなかの赤ちゃんの中枢神経(脳・脊髄)や内臓、目や耳などの器官がつくられる時期で、「器官形成期」と いいます。

この時期に薬の影響を受けると、細胞分裂が正常に行われず、赤ちゃんの形態に異常が起こることがあります。市販薬を通常の範囲で使用した程度であればまず問題はな いものの、妊娠判明後は薬の使用に慎重になりましょう。

妊娠判明後に薬を服用する場合

妊娠中でも薬を服用したほうがいいと医師が判断した場合は、産婦人科で薬が処方されることがあります。

妊娠中に薬を飲むのは心配に感じるかもしれませんが、飲まないでいると、かえってママの体や赤ちゃんの状態に悪影響が出ることもあるので、 医師の説明をよく聞き、納得した上で服用するようにしましょう。

風邪薬(総合感冒薬)

成分は解熱・鎮痛薬、せきを鎮める 鎮咳去痰薬、のどの炎症を抑える抗炎 症薬、鼻水を抑える抗ヒスタミン薬、 眠けを抑えるカフェインなどで、ビタ ミン剤や生薬(漢方薬)を加えたも のも。

短期間の服用ではそれぞれの成分が赤ちゃんに影響することはまずありませんが、自己判断で服用しないよ うにしましょう。

便秘薬

市販の便秘薬には、腸を刺激して動 かす即効性のタイプ(ビサコジルな ど)と、水分を含んで膨張する慢性便秘薬(ダイオウなどの生薬)とがあります。

生薬の中でもセンナは腸を刺激する作用が強いので注意が必要。妊娠中は産婦人科医に相談を。

漢方薬

植物や菌類、動物などを材料につくった生薬を何種類か配合したもの。 風邪のひき始めに飲む葛根湯や、鼻水 に効く小青竜湯が代表的。

いずれも効き方がマイルドで、副作用も少ないため、赤ちゃんへの影響は知られていませんが、症状や体質に合わない薬を 使うと副作用が出ることもあります。 事前に医師に相談を。

解熱・鎮痛薬

代表的な成分は妊娠中も処方されるアセトアミノフェンや、エテンザミド、 イブプロフェン、アスピリンの4種類。 主な作用は発熱の原因となる物質の産生を抑えて、体温調節の働きを正常に戻すこと。

催奇形性の心配はまずありませんが、妊娠後期、非ステロイド系 抗炎症薬は赤ちゃんの循環機能に影響 することがあり、服用には注意が必要

栄養補強剤

ビタミンの中でも、脂溶性ビタミンであるビタミンAやDは、過剰に摂取すると体内に蓄積され、赤ちゃんに形態異常が起こる恐れがあるので注意が必要です。

一方、葉酸のサプリメントは神経管閉鎖障害の発症リスクを低減するといわれており、妊娠初期には1日の摂取量(480μg)を超えない範囲での積極的な摂取が推奨されています。

局所外用薬

塗り薬や湿布薬、目薬、点鼻薬、う がい薬など。症状があるところに直接作用し、炎症を鎮めたり痛みを取った りします。

局所的に使うので体に吸収される量は少ないですが、インドメタ シンやケトプロフェン配合の湿布薬は 妊娠中に使えないので注意が必要。

胃腸薬・整腸薬

胃酸を中和する制酸薬や、胃粘膜を保護する成分、鎮痛薬、消化酵素や生 薬力配合されているものも。

大部分の胃腸薬には、副作用はほとんどありませんが、妊娠判明後は産婦人科医に相談の上、必要に応じて薬を処方しても らいましょう。

妊娠中で薬のことで相談したいとき

妊娠と薬情報センター

住所:国立成育医療研究センター内

TEL:03-5494-7845

詳しくはホームページをURL: https://www.ncchd.go.jp/kusuri/

葉酸サプリ

妊娠初期に意識して取り入れたい葉酸

妊娠中に意識して取り入れたい栄養素のひとつに葉酸があります。葉酸はビタミンB群の一種で、赤ちゃんの脳と神経系の発達に大切なものです。

ママの体にとっても大切なもので、貧血を防ぎ、疲労回復や食欲増進、精神安定の働きがあります。

妊娠初期の女性は、お腹の赤ちゃんの脊髄や脳の発達を助けるために、1日440μgの葉酸を摂るようにすすめられています。

葉酸は、サプリメントでも補給できますが、オーガニックの葉酸サプリから摂るほうが体に吸収されやすくなります。

  1. mamate

    妊娠してから出産までの赤ちゃんの成長やママの様子を紹介しています。赤ちゃんに会えるその日までを、安心して大切に過ごしていってほしいと願っています。