妊娠初期をサポートします
妊娠初期の出血

妊娠初期の気になる出血

妊娠初期の出血は、何かが起こっているというサインではありますが、出血のすべてが危険なものというわけではありません。

妊娠中の子宮は血液が豊富になっているので、ち よっとした刺激で出血することもあります。 ただし、自分自身では何が原因の出血かは判断できないものです。

たとえ少量でも自己判断せず、落ち着いて出血の量や色などを確認して。特におなかの痛みや強い張りを伴うときは、必ず病院に連絡して、指示に従って受診しましょう。

妊娠初期に意識して摂取したい葉酸

妊娠初期に必要とされる栄養素が葉酸です。妊娠の1ヶ月前から妊娠4ヶ月までの間に葉酸を十分に摂取すると、胎児の脳や脊髄の発達異常である神経管閉鎖障害の発症リスクを減らせることがわかっているからです。

妊娠する前から必要だったなんて、もう遅い、と気にするママもいるかもしれませんが、それほどリスクは高くありません。葉酸はこれからの妊娠期や授乳期にも必要な栄養素なので、これを機会に意識してとりましょう。

妊娠中に出血したら必ず相談を

初期の出血は、流産のおそれがあります。妊娠の約10%といわれる流産の多くは、この時期に起こりますが、下腹部の張りや痛みをともなうことが多いもの

。出血があったら早急に医師の診察を受けましょう。たとえ出血があっても、安静にして、赤ちゃんが元気で無事育ってさえいれば大丈夫。その後は順調に育ちます。

中期の出血は早産の徴候のことがあるので、すぐに病院へ。安静を保ち、子宮収縮を防ぐ薬などを使って、赤ちゃんを母体にとどめておく処置をします。

後期の出血は、「おしるし」といって陣痛の前ぶれのことが多いのですが、前置胎盤や胎盤早期剥離のおそれもあるので、ただちに病院へ連絡を。

そのほか、膣炎や痔セックスによる出血の塲合もありますが、素人判断は禁物。いずれにしろ出血は異常のサイン。必ず医師に相談しましょう。

妊娠初期の出血をチェック

おりものに血が少しまじったようなピンク色

妊娠中はおりものの量がふえますが、そこにごく少量の血がまじるとピンク色のおりものが出ることがあります。

2~3日様子を見て続くときは受診。

月経の始まりか終わりごろのような茶褐色

少し前に出血して血が出てきたものが 少し時間がたつと、茶褐色に見えます。

2~3日様子を見て続くときは受診。

フレッシュな鮮血

鮮やかな色の血が出てきたら、出血が今も続いていると考えられます異常が起きているサイン。

すぐに病院を受診しましょう。

出血は1回だけ

セックスや妊娠後期の内診後など、原因が考えられます。

2~3日様子を見て続くときは受診。

忘れたころに時々出血する

「びらん」や「ポリープ」があるといわれている。

2~3日様子を見て続くときは受診。

だらだらとした出血が続く

すぐに病院を受診しましょう。

妊娠初期の出血の種類

妊娠すると月経が止まるので。本来、出血することはありえません。出血しているということは、子宮周辺にトラブルがあると考えられますが、赤ちゃんから出血しているわけではありません。

産婦人科を受診していても、子宮内に赤ちゃんが見えていなかった場合は、異所性妊娠(子宮外妊娠)の可能性があります。母体が危険になることもあるので、すぐに受診しましょう。

子宮内に赤ちゃんが見えていて出血がある場合は、 切迫流産や腟炎・子宮頸管炎。子宮頸管ポリープなどが考えられます。多くの場合は心配ありませんが、 出血が止まらない場合は受診しましょう。

妊娠のごく初期の出血

妊娠がわかるころ、受精卵が子宮内膜に着床するころに出血することがあります。量は少ないことが多いですが、まれに月経くらいの出血があることも。

子宮頸管ポリープ・びらんからの出血

子宮頸部にできる良性腫瘍がポリープ、子宮の入り口がただれている状態がびらんです。ポリープがひどくなると流 産の原因になることも。出血が続くようなら受診して。

異所性妊娠

受精卵が子宮内膜以外のところに着床すること。ほとんどは卵管に着床し、ほうっておくと卵管が破裂するので、切除 する処置が必要に。

膣炎・子宮頸管炎

雑菌が感染して炎定を起こしたもの。腟炎が上へ進んでしまう と子宮頸管炎に。どちらも悪化すれば流産の原因になるの で、出血が続くようなら受診しましょう。

切迫早期流産

切迫早期流産の主な症状は「出血」「おなかの張り・痛み」の2つです。切迫流産 とは、妊娠22週未満に出血や下腹部痛と いった症状があり流産のリスクがある状態のことで、妊娠が継続するケースも多くあります。

その中で12週未満のものを「切迫早期流産」と呼んでいます。

  1. mamate

    妊娠初期の症状や気をつけること、また管理栄養士が監修した葉酸サプリを紹介しています。厚生労働省は、妊娠の可能性がある女性は、 食事での葉酸摂取に加えて、サプリメントなどによる1日400μgの葉酸摂取を推奨しています。