妊娠初期をサポートします
妊娠4週

妊娠4週目出産予定日まで252~246日

  • 赤ちゃんの発達が急速に進みます
  • 心臓や脳などの器官がつくられ始めます
  • 薬などの影響を受けやすい時期です
  • さまざまな妊娠の兆しが現れます
  • 妊娠反応が陽性になります

妊娠4週の赤ちゃんの大きさ

2層に分かれた平らな円盤状のかたまりの赤ちゃんは、厚みを増してきて、中央に「原始線条」という細い線が現れてきます。 この線ができることで体の前後左右上下がはっきりします。

頭やおしり、背なかやおなかになる部分がどこになるのか、決まってきます。

最初の段階で、脳や脊髄(脳からの指令を各器官に伝える役目を持つ神経の束)といった、人間にとって最も重要な中枢神経になるもとがつくられ始めます。

血管や血液をつくる組織のもとが現れてきて心臓のもとになるものもつくられ始めています。

心臓には、徐々に管のような形のものができてきますが、あと1週間もすれば最初の血液を送り出し始めます。 脳のほうは、初期の段階の主なパーツをつくり終えるころです。

しばらくの間は、赤ちゃんの生命をつかさどる重要な器官がつくられる時期が続きます。

妊娠4週のママの症状

妊娠4週は規則的に月経がくるママなら、今日が月経予定日です。 月経の始まるいつもの時期とのちょっとした体調の違いから、もしかすると妊娠? と思うママもいるようです。

基礎体温をつけている場合は、高温期が2週間以上続くことで妊娠したことがわかると思います。 市販の妊娠検査薬は、尿の中にhCG (ヒト絨毛性ゴナドトロピン)があるかどうか調べるものです。

hCGは、絨毛という赤ちゃんの組織から分泌されるホルモンで、妊娠3週ごろから少しずつ出てきます。

月経予定日から使えるタイプの妊娠検査薬もありますが、一般的な妊娠検査薬の使用タイミングは、月経予定日を1週間過ぎたころになります。

妊娠していれば、陽性のラインが現れます。ただし、妊娠検査薬では、受精卵が子宮内に着床している正常妊娠かどうかまではわかりません。

陽性の判定が出たら、早めに産婦人科で確認してもらいましょう。

妊娠初期に意識して摂取したい葉酸

妊娠初期に必要とされる栄養素が葉酸です。妊娠の1ヶ月前から妊娠4ヶ月までの間に葉酸を十分に摂取すると、胎児の脳や脊髄の発達異常である神経管閉鎖障害の発症リスクを減らせることがわかっているからです。

妊娠する前から必要だったなんて、もう遅い、と気にするママもいるかもしれませんが、それほどリスクは高くありません。葉酸はこれからの妊娠期や授乳期にも必要な栄養素なので、これを機会に意識してとりましょう。

妊娠4週に気をつけること

ママはまだ妊娠に気づくかどうかというときですが、赤ちゃんはさまざまな器官の基礎をつくる重要な時期に入っています。

この妊娠4~7週の間は「絶対感受期」と呼ばれ、薬などの影響を赤ちゃんが最も受けやすいので注意が必要です。 不用意に薬を飲んだり、X線検査を受けたりするのはやめましょう。

気づかずに産婦人科以外の診療科を受診したとしても、女性に薬を処方する場合には、妊娠の可能性をたずねてくれるはず。

妊娠の可能性があると判断したら、医師は赤ちゃんに影響のある薬は処方しないと思います。

吐き気や気分がすぐれないといった妊娠すると起こる体調の変化は特別なことではありません。

ただし、症状によっては緊急を要することもあるので、体調に大きな変化がある場合や、出血、生理中のようなおりもの、下腹部の痛みなどを感じた時は、すぐに主治医に連絡しましょう。

妊娠4週の出血、おりもの

妊娠しておりものの量がふえる、色がクリーム色がかる、水っぽくなるなどの変化は正常です。 ただ、 緑色など色が濃い、においが強い、 かゆみや痛みがある、ピリピリするなどの症状がある場合は、クラミジアなど感染症の可能性があります。

またたとえ出血は少量でも自己判断せず、落ち着いて出血の量や色などを確認して。特におなかの痛みや強い張りを伴うときは、必ず病院に連絡して、指示に従って受診しましょう。

妊娠4週の食事で気をつけること

妊娠初期は、赤ちゃんの脳と脊髄が急速に発達する重要な時期です。 食事の質が、とりわけ大事になってきます。

妊娠中、たとえ短期間でも極端に食事制限をしたり、炭水化物を減らしたダイエットをすると、脳の成長に必要なグルコースの量が減ってしまいます。 ママが健康に気をつけた生活を送ることが、この時期の急速な成長を助けるのです。

アルコールは飲まない

おめでただとわかったら、お酒以外のものでお祝いをしましょう。 どんなにアルコール度数が低いものや薄めたものでも、アルコールは生まれてくる赤ちゃんの先天的欠陥症の原因となるため、妊娠中は口にしないようにしましょう。

必要な栄養素

カルシウム、マグネシウム、カリウムは、赤ちゃんの心臓の形成に直接関わってくる栄養素です。 また、神経の伝導や心臓の筋肉の収縮、筋肉の正常な動きのためにも必要不可欠のものです。

カルシウムの1日の摂取目安量は600mg。牛乳、乳製品、小魚などに多<含まれます。 カリウムは1600mgで、野菜、果物などに、マグネシウムは310mgで、大豆製品、種実、海藻などに多く含まれます。

この時期にオススメな果物イチジク

新鮮なイチジクや乾燥イチジクには、ほかの野菜や果物よりも多くの食物繊維が含まれています。 また、ビタミンB6、カリウム、カルシウム、鉄分の量は、バナナよりも豊富です。

ビタミンB6は、つわりがひどい場合に、吐き気を緩和する効果があるそうです。 妊娠初期にはぴったりの効能がいちじくにはいっぱい詰まっています。

メカジキ、金目鯛、マグロはこの時期は食べすぎないように

魚は良質のタンパク質やビタミンA、鉄などを多く含むので、妊娠中も積極的に摂り入れたい食材です。 でも、メカジキや金目鯛、マクロは食べすぎないようにしましょう。

これらの魚に含まれるメチル水銀が胎児に影響する可能性があるからです。日本では、妊婦は週に2回以上は金目鯛やメカジキを食べないほうがいいとされています。

カフェインは控えて

カフェインは胎盤を通過します。胎児のカフェインの代謝能力も限られています。 コーヒーや紅茶は1日2~3杯までにしましょう。低カフェインのコーヒーや紅茶もあります。

また、緑茶にもカフェインは含まれるので、妊娠中はほうじ茶や麦茶がいいでしょう。

加工食品は控える

妊娠中は加工食品に注意しましょう。 加工食品には、食品添加物としてリン酸塩がよく使われています。 リンを摂りすぎるとカルシウムの吸収を阻害してしまうので、ハム、ソーセージ、ちくわ、かまばこなどの加工品の摂りすぎには注意しましょう。

  1. mamate

    妊娠初期の症状や気をつけること、また管理栄養士が監修した葉酸サプリを紹介しています。厚生労働省は、妊娠の可能性がある女性は、 食事での葉酸摂取に加えて、サプリメントなどによる1日400μgの葉酸摂取を推奨しています。