妊娠14週目

出産予定日まで182~176日
妊娠14週
  • 赤ちゃんの首の部分が発達してきます
  • 体に産毛が生えてきます
  • 胎動のパターンが増え,眼球も動かします
  • ママの乳房の発達が目立ちます
  • ママの血液循環量が増えてきます

妊娠14週の赤ちゃん

妊娠14週の赤ちゃんはまぶたを閉じたままですが、眼球を動かしたり、あるときは、あくびのようなしぐさをすることもあります。 手足や体全体を動かすことなど、こういったおなかの赤ちゃんの動きをすべて含めて胎動といい、これから先、ますます盛んに起こるようになります。

胎動をママが感じることができるのは妊娠中期ぐらいになってからになります。 前転したり、左右方向に回転したり、赤ちゃんはダイナミックに動くことがあります。 このグルンと回る動きは「ローリング」とも呼ばれています。

まだこまかく、やわらかで、見分けるのは難しいのですが、赤ちゃんの体に産毛が見られるようになります。 最初は、まゆ毛、鼻の下、あごなどから生えてくるようです。 手のつめも少しずつできています。 腕は、二の腕と前腕(ひじから手まで)の長さのバランスが、新生児のものに近くなります。 脚のほうはまだ発達中で短く、太ももは特に小さいままです。

全体的な体のバランスを見てみると、胴体が長くしっかりしてきたので、前ほど頭の大きさが目立たなくなりました。 赤ちゃんとともに発達を続けている胎盤も、完成まであとひと息。へその緒のほうも、だいぶ長く太くなってきてます。 赤ちゃんに首が現れ、前から首になる部分はあったので、首らしく長く発達してきたというほうが正しいかもしれません。 肩のすぐ上に乗っていた頭と胴体を分けたことで、だいぶ人間らしいプロポーションに近づいてきました。 脳のほうも、だいたい全体の形ができあがってきます。今度は、脳の体積が増えていくようになります。

このころになると、指しゃぶりを始めるようになります。 唇にふれたものを吸うという、哺乳にかかわる吸啜反射が備わってきました。 すでに羊水を飲み込むこともできるようになっていますが、どちらも生まれてからおっぱいを飲む練習です。

妊娠14週の症状

妊娠4ヶ月は赤ちゃんがもっとも急激に成長する時期。 この成長をサポートするために、栄養バランスのよく取れた食事と十分な水分を摂りましょう。 子宮もどんどん大きくなっでいるので、仰向けになると、脊椎の右にある血管(大静脈)を圧迫するようになります。 血液循環をよくするために、体の左側を下にして横になりましょう。

基礎体温の高温期が下がってくる

しばらく高温期が続いていましたが、基礎体温が下がってくるころです。 このあとは、出産まで低温期が続きます。妊娠している状態に体が慣れてくるとともに、体温が下がることで、だるさも解消されると思います。ただ、体温が下がるといっても、妊娠によって新陳代謝が盛んになっているので、妊娠前よりは高めかもしれません。

乳房が発達する

乳房の張りや乳首の黒ずみ、痛みなど今まで出ていた症状とは別に、乳房が急に大きくなったと感じるママもいるでしょう。 母乳を出す準備が進んでいます。 今までのブラジャーがきついと感じたら、マタニティ用のブラジャーを考えてもいい時期です。 ブラジャーは肌触りのやさしい素材で、乳房を締めつけることのない、サイズの合ったものにします。

肌が敏感になっているので、低刺激の乳液やクリームを塗るなどして、衣類との摩擦から肌を守ってください。

妊娠14週に気をつけること

出産には、なによりも体力が必要です。 つわりが落ち着いて、体調が安定してきているようだったら、もともと持っている筋力や持久力を維持する程度の運動は心がけるようにしたいものです。 妊娠による不快症状の軽減にもつながります。

インフルエンザに注意

「インフルエンザかな?」と思うような症状があったら、なるべく早く受診しましょう。 インフルエンザウイルスは、どの型でも、胎盤を通して赤ちゃんに感染することはまずありませんが、ママには高熱と同時に頭痛や筋肉痛などの全身症状が起こり、悪化して肺炎などを併発してしまうことがあります。

妊娠への影響を考慮して薬を処方してもらうなど、適切な治療を受けましょう。 心配なことについては医師から十分に説明を受けてください。

妊娠線の予防に適度な運動

妊娠線の予防のため、また数を増やさないためには、適度なエクササイズのほかにお手入れも大切です。 まだあまりおなかが目立たないからと油断せず、早い時期から妊娠線予防のクリームなどでケアを始めるといいでしょう。

また、お腹を必要以上に大きくしないためにも、急激に太らないことが重要です。 体重増加に気をつけましょう。 妊娠線はおなかだけではなく、乳房やおしり、太もも、ふくらはぎなど皮下脂肪がついているところにはできる可能性があります。

足首や足の甲に浮腫ができたら

この時期には足首や足の甲に浮腫ができるかもしれません。 重力によって体重がかかるためです。 長時間立つことを避け、座っている時はなるべく足を高い位置に置きましょう。 体内に水分がたまるのを防ぐために、塩分を控え、水分をたっぷり摂り、エクササイズをしましょう。 浮腫ができたら、健診の際に医師に伝えましょう。伝え忘れないように、できた箇所や時期をメモに取っておきましょう。

妊娠14週の出血、腹痛

ママの子宮は、子宮内膜を溶かしながら赤ちゃんの胎盤をつくっている最中なので、とても不安定。性器出血などのトラブルも起き やすいころです。 もし妊娠初期の出血に気づいたら、あわてずに色や量、回数などを確認してください。 ごく少量の出血が1回あっただけなら、心配のないことがほとんどです。

ただし、自己判断せずに、産婦人科に連絡し受診してください。 おなかに痛みがあっても、安静にすればおさまってくるようなら、心配ありません。 ただよくなっても無理は禁物です、今までの生活を見直して、自分にもおなかの赤ちゃんにも負担のない生活を心がけましょう。

妊娠14週の食事で気をつけること

朝食を抜く習慣がついていたら、妊娠を機会に見直しましょう。 食事と食事の間かあきすぎると、体は一種の飢餓状態になって、食べたものを必死で脂肪として蓄えようとしてしまいます。 つまり、太りやすい体質になって、体重のコントロールが難しくなってしまうのです。

深夜の夕食も脂肪を貯めてしまうのでよくありません。 就寝の2時間前までには、夕食を終えたいところです。妊娠してから食生活のことばかり言われて、気にしすぎてしまうママもいるかもしれませんね。 難しく考えなくてもいいのです。 3食を規則正しく、腹八分目に食べるのがいちばんです。

妊婦におすすめの食材である大豆

妊婦におすすめの食材である大豆には、記憶力を保ったり、学習能力を高めたり、ホスファチジルセリン(哺乳類の細胞に見られるリン脂質)の源としての働きもあります。

また、1回の食事で最低6.25gの大豆タンパク質を摂取すると、心臓疾患にかかる率が劇的に低くなります。 豆腐、納豆、おから、がんもどきなど、いろいろな大豆製品を楽しんで食べましょう。 豆乳はもっとも手軽に口にできる大豆製品です。

オススメのフルーツ

スイカ、イヂゴ、キウイフルーツ、柿などが手に入る時期に妊娠している人は、ぜひ、これらの果物を食べましょう。 食物繊維、ビタミンC、ファイトケミカル、β-カロテンのよい供給源になります。

  • 妊娠13週は指には関節も見えて、すっかり手らしくなってきて、動きもなめらかです。 また、超音波検査(エコー)でも動きをはっきり確認できるようになります。赤ちゃんは盛んに体を動かしているので、腕を上げたり、手を握ったりするようすを見られるかもしれません。

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  • 赤ちゃんは妊娠15週末で、身長はおよそ16cm、体重は110gくらいにまで成長しています。この2週間で2倍にもなった計算です。 ママと赤ちゃんをつなぐ大切な臓器で、赤ちゃんの唯一のよりどころになる胎盤もそろそろ完成です。 赤ちゃんの体の基本をつくる重要な時期もひと通り過ぎたので、これからは安心できるステージに入ります。

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