妊娠5週目

出産予定日まで245~239日
妊娠5週
  • 超音波検査(エコー)で胎嚢を確認できるように
  • 赤ちゃんの目や耳のもとが現れます
  • 赤ちゃんの心臓が動き始めます
  • ママの気持ちが不安定になることも
  • つわりが始まることもあります

妊娠5週の赤ちゃん

背骨になる部分もはっきりわかるようになり、赤ちゃんは、丸い頭、弓なりになった背中、長いしっぽを持った姿に変化しています。形は、タツノオトシゴのイメージに近いかもしれません。 今の姿は、ヒトなのか、はたまたほかの動物なのかを見分けるのも難しいのですが、あとひと月もすると、ママとパパの赤ちゃんだとはっきりしてきます。

妊娠5週から妊娠9週にかけて、顔のパーツの形成がスタートします。頭となる部分に顎、頬、口、舌、首、耳、脳神経などが作られてきます。 喉頭や気管を作る組織の溝、泌尿器系や生殖器系となる尿生殖器の溝、肺の芽も現れてきます。小さな心臓が鼓動を打つために赤ちゃんの細胞と胎盤との間で循環が始まります。 この時点での胎児の心臓の大きさは、たったの2mm程です。

超音波検査(エコー)では、胎嚢の中に赤ちゃんが見えてくるようになります。 大きさを見るときは、赤ちゃんの頭からおしりまでの長さを測るようになり、これを頭殿長(CRL)といいます。今の赤ちゃんの大きさ頭殿長(CRL)は3~5mmです。

妊娠5週の症状

妊娠検査薬の反応に胸をおどらせたものの、赤ちゃんが無事に育ってくれるかどうか、不安な気持ちをかかえてしまうこともあります。 確かに受精卵が着床しても、発育が途中で止まってしまい、出産にいたらないこともあります。ただ、そのほとんどは受精卵に染色体異常があって、これ以上育だないケ一スであって、ママにはどうしようもありません。

妊娠検査薬の感度が高くなり、早くから妊娠を確認できる反面、不安な時間も少し増えてしまったようです。赤ちゃんの育つ力を信じて、 待ちましょう。

つわりが始まることも

「朝、目が覚めるとムカムカする」「においが気になる」「食べられない」など、早いと このころからつわりが始まるママもいます。 原因については、ホルモンの影響などが考えられていますが、確かなことはわかっていません。症状にも感じ方にも個人差があり、 精神的ストレスの影響もあるといわれています。

つわりの間、食べられなかったり、吐いたり、食べられるものが偏ったりと、食生活が乱れがちになりますが、赤ちゃんはまだ小さく発育への影響は心配しなくても大丈夫です。 こうしたつわりの症状は、遅くても、妊娠14週ごろには落ち着いてきます。

心の不安や一時的な頭痛

見た目は変わりませんが、心になんとなく変調を感じ始めるときです。体の中で大きな変化が起きているわけですから、これは多かれ少なかれだれにでも起こるものです。できるだけリラックスして過ごせるといいですね。 妊娠した状態に慣れると、気持ちは落ち着いてくるものなので、時を待ちましょう。一時的に自律神経が乱れて、頭痛を起こすこともあります。

妊娠、出産、育児に対する 不安や緊張も原因の一つにあるかもしれません。薬で抑えるというわけにはいかないので、 できれば部屋を暗くして、ひと眠りするといいでしょう。 頭痛には、痛む部分を指で押したり、冷やしたりすると効くというママや、逆に、温めるほうが治まるというママも。おふろでリラックスするといい場合もあるので、 自分に向く方法を探してみるといいですね。

トイレが近い、頻尿

段よりもトイレが近いことに気づくかもしれません。これは、子宮が大きくなることによって膀胱が圧迫されることと、老廃物を体外に出す動きが活発化するという2つの理由によるもので、妊婦によくある症状です。

乳房も普段よりも重く、柔らかくなってきます。乳輪の色が濃くなる人もいます。

安全に、 安心して産める産院選び

産婦人科は早めに受診しましょう。産婦人科は女性の健康を守るための 診療科です。あなたの不安や疑問を受け止めて、 きっと心強い味方になってくれるはずです。 中には、まだ妊娠の確認ができず1~2週間後に再受診ということもありますが、妊娠が判明するこの時期にはよくあることです。今の状態の説明や、次の受診までのアドバイスをしてもらえれば、心強いですよ。 妊婦健診でよく行われる超音波検査(エコー)では、 赤ちゃんの成長のぐあいや動き、子宮の中の状態などが詳しく観察できます。 超音波が出る器具を腔内に入れる「経腔法」と、器具をおなかに当てる「経腹法」があります。

妊娠初期には、子宮のすぐ近くから当てるために、 ごく小さい赤ちゃんの姿も觧明に映すことができる経腔法での検査がほとんどです。 この時期に見えるのは、胎嚢だけということが多いのですが、この胎嚢が子宮の中にちゃんと見えるというのが、妊娠確認の大切なステップの1つなのです。 また産院を決めることはとても大切なことです。出産という大仕事に臨むママとしては、さまざまな理想や条件があることでしょう。 でも、いちばん大切なのは、あなたが「安全に、 安心して産める産院」を選ぶことです。

妊娠5週の食事で気をつけること

妊娠していることがわかったとしても、すぐに妊婦としての自覚を持てる人は少ないはず。目に見える体の変化がないこの時期では当然のことです。 でも、「すでにあなたのお腹の中には赤ちゃんがいる」ということは事実です。妊娠が確認された時点で、お腹の赤ちゃんのため、そしてあなた自身のために、毎日の生活、とくに食生活を見直すことを意識してみましょう。

また妊娠したことがわかると、お腹の赤ちゃんの分までがんばっで食べようと考える人もいると思います。 でも、妊婦に必要なのは「2人分の食事量」ではなく、赤ちゃんの発育やママの健康をサポートするための「栄養」です。 妊娠期間中に必要なカロリーは、普段必要とされる1日の摂取目安よりも、初期で50kcal増えるだけに過ぎません。

でも、鉄分、葉酸、ビタミンなどは、いつも以上に必要になります。つまり、カロリーよりも、さまざまな栄養素に富んだ食事が大切なのです 。

妊婦にもとてもいいファイトケミカル

ファイトケミカルは、野菜、果物、 穀物、豆類といった植物に含まれる合成物です。体内のコレステロールを減らしたり、抗酸化作用でガンや動脈硬化、老化などを防ぐ働きがあります。妊婦にもとてもいいものです。 多種類のファイトケミカルを摂るほうが効果的なので、いろいろな野菜類を食べる工夫をしてみましょう。

たとえば、肉の代わりに穀物や豆野菜を食べる、サラダにはカブ、キュウリ、キャベツ、 タマネギなど何種類もの野菜を使うなど。野菜の摂取量を増やしましょう。

とりすぎに注意したい栄養素ビタミンA

この時期、とりすぎに注意したい栄養素が、ビタミンAです。妊娠12週までにビタミンAを連日大量に摂取すると、おなかの赤ちゃんの形態に影響する確率が高まることが報告されています。 ビタミンAが多く含まれる代表的な食品は、うなぎやレバー、まぐろのとろなどですが、ふつうの食事の量をとっているなら大丈夫でしょう。心がけとして、毎日大量に食べることは避けましょう。

また妊娠中のアルコールは、たとえどんなに薄いものでも胎児に影響を与えます。とくに、脳や基本的な構造が形成される妊娠初期には注意が必要です。

  • 妊娠4週は規則的に月経がくるママなら、今日が月経予定日です。 月経の始まるいつもの時期とのちょっとした体調の違いから、もしかすると妊娠? と思うママもいるようです。基礎体温をつけている場合は、高温期が2週間以上続くことで妊娠したことがわかると思います。

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  • 妊娠6週に入ると超音波検査(エコー)で胎児心拍(心臓の拍動)が見えるころです。胎嚢の中にある白いリングは卵黄嚢で、白い小さなかたまりが胎芽、赤ちゃんです。 チカチカと点滅して見えたらそれが心臓の拍動。これが確認されれば初期の流産の心配はぐんと少なくなります。

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