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薬剤師新用語辞典

薬剤師新用語辞典

常に新しい情報がアップデートされている医療の世界。時代によって用語も変化していきます。今の薬剤師が知っておくべき用語を紹介します。

かかりつけ薬局

厚生労働省は2015年10月、地域包括ケア時代に対応する方策として「かかりつけ薬局」を打ち出しました。

ICTを活用した服用薬の一元管理、時間外や在宅といった対応の名様化、医療機関との連携、さらには、健康サポート拠点としての役割や薬剤師の職能の拡大なども盛り込まれています。

厚生労働省は、2025年までにすべての薬局をかかりつけ薬局に再編するとしています。

今後、高齢化がさらに進むと、地域の診療所の役割はますます増大します。近年では、家庭医(ホームドクタ上やGP(総合診療医)といった呼称も使われ、医師が病院医から転身する動きも出ています。

こうした中、かかりつけ機能を強化する存在として、また、医療費の削減や医療サービス向上のためにも、かかりつけ薬局には大きな期待がかかっているといえます。

リフィル処方箋

通常、薬剤師が薬を出す際には、毎回必ず処方箋が必要となります。一方で主要先進国では薬局の職能拡大の一つとして、一度の処方箋で複数回にわたり薬を受け取れるリフィル処方箋制度が定着しています。

その背景として大きいのは残薬の問題です。毎回、処方箋を出すと、薬の量はどうしても多くなりがちです。

厚生労働省の調査では、過半数の患者が薬を飲み残した経験があるという結果が出ていて、これが医療費増大の一因となっています。

リフィル処方箋はこうした課題を解決する方策として期待されています。

ただし、制度導入には、薬剤師の薬学知識や判断能力の向上、さらには患者との信頼関係構築が大前提となります。

ジェネリック医薬品

ジェネリック医薬品とは、先発医薬品(これまで使われてきた新薬)の特許が切れた後に、厚生労働省から「先発医薬品と同じ有効成分を同量含んでおり、原則的に先発医薬品と同等の効能や効果が得られる」と認められた、別のメーカーから発売される医薬品です。薬の開発には莫大な費用がかかるため先発医薬品は高価ですが、一般的にジェネリック医薬品のほうが開発費を抑えられるぶん、価格が安くなっています。  

ジェネリック医薬品のメリット

  • 患者自身の薬代の負担が軽くなる
  • 増大する国民医療費を抑制することができる

セルフメディケーション

セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」と、WHO(世界保健機関)は定義しています。

日常生活の心がけ次第で改善できることは多くあります。

風邪にかからないように手洗いやうがい、加湿をする。食生活や睡眠、運動など生活習慣を改善する。

軽い風邪や腹痛などの場合は、とりあえず医師の処方せんのいらない、OTC医薬品(一般用医薬品および要指導医薬品)を飲んで様子を見るなど、一人ひとりが意識して行動することで、より健康で長い人生を過ごすことができるようになります。

  1. 薬剤師Qママ

    2児のママです。気がつくと薬剤師の仕事を始めて7年経ってました。病院に勤めていましたが子育てのため調剤薬局に転職しました。 薬剤師の仕事や転職、薬やサプリメントの記事を書いていこうと思います。よろしくお願いいたします。