プレ更年期からの肌をサポートします
紫外線から肌を守るUVケア

老け顔の原因「紫外線」をガード

肌が老化する原因の大半が紫外線といわれます。プレ更年期からの肌の乾燥、キメの悪化、シミ、シワ、たるみ、くるみなど、顔が老けるあらゆる要素の元凶です!

プレ更年期からの肌老化の原因の大半が紫外線

地上に届く紫外線UVにはA波とB波があります。A波は、エネルギーは弱いものの肌の奥にある真皮まで浸透し、シミのもととなるメラニンをつくリ出すメラノサイトを活性化させたり、肌の弾力を保つコラーゲンやエフスチンを破壊して、シワ、たるみを引き起こします。

一方B波はエネルギーが強く、赤くなってピリピリする日焼けを起こすばか、A波と同様にコラーゲンの老化や皮膚がんの原因になります。また紫外線に当たると、肌にあるNMFという天然保湿因子の合成量が減るため、肌の乾燥をまねきます。

また、一生で浴びる紫外線量の約6割は、20歳になるまでに浴びるといわれ、蓄積された紫外線が一定の量を超えたときにシミとなってあらわれます。つまり、紫外線ケアは子どものころから大切なのです。

UV-A(紫外線A波)

エネルギーは弱いが、真皮に浸透して肌細胞にダメージを与える。日焼け止めのPA値は、紫外線A波を防ぐ効果を示す数値。

UV-B(紫外線B波)

エネルギーが強く、日焼けを起こす。日焼け止めのSPF値とは、紫外線B波を防ぐ効果を示す数値。

紫外線を徹底ガード!UVケア

紫外線をできるだけ浴びないための予防策を紹介します。日焼け止めや帽子、サングラスの選び方など、ぜひ参考にしてください。

日焼け止めはたっぷり塗る!

顔から首まで日焼け止めを塗る場合の適量は、クリームタイプの日焼け止めで「指の長さ2本分」。表示のSPF値やPA値の効果を得るには、たっぷり塗る必要があります。塗る量が1/2の場合効果は1/5に、1/5の場合は1/25に激減するそうです。またべ夕つきが気になるなら、日焼けしやすいほおの上だけ厚めに塗るようにします。

まだら日焼けに注意

顔はしっかりがードしていても、案外無防備になっているのが、手や、サンダルからのぞいた足の指、そして首です。外出するときには忘れずに日焼け止めを塗ったり、UV手袋やスカーフを使ったりしましょう。

また、意外な盲点が髪の毛の生え際です。うぶ毛が生えていますが、ここも顔の一部。日焼け止めを塗らずにいて細かなシミが点々とできてしまうケースもよくあるそうです。うぶ毛の上から日焼け止めをすり込むように塗りましょう。

UVケアは2時間ごとに

日焼け止めは汗でくずれたり、紫外線と反応すると効果が下がるため、効果が持続するのは2時間程度です。できれば、2時間ごとに塗り直すのがおすすめです。手軽なのが、ファンデーションをこまめに塗り直すことです。とくにUVカットでなくても、ファンデーションには紫外線を跳ね返す効果があります。

日傘は顔から30cm以上離してはいけない

日傘で直射光の約90%がカットできます。ただ、肌が傘の布から30cm以上離れると斜めから紫外線が入り込み、UVカット率は約40%に低下するといわれています。日傘を選ぶときに大切なのは、色よりも、布の素材。UVカット加工されていて完全遮光の「一級遮光日傘」がおすすめです。

紫外線から守るサングラスは「薄い色」

目から紫外線が入ると、脳は紫外線から体を守るために「全身でメラニンをつくる」という指令を出してしまい、シミの原因になります。サングラスや紫外線防止効果のあるメガネを使うと、目に入る紫外線の約90%もカットできるそうです。

レンズの色は、淤い色だと瞳孔が開いて逆に紫外線が入り込みやすくなるので、薄い色のほうが効果的です。UVカット効果のあるコンタクトレンズも出ています。

帽子のつばは7cm以上!服は濃い色&厚手素材!

帽子を選ぶなら、つばが広めのものを。つばが7cm以上あると、顔に当たる紫外線を約60%カットできます。周囲にぐるりとつばがついているものなら、首の後ろの日焼けもガードできます。UVカット率が高く、通気性がいい生地を使用したものを。

また、服の色は、生地が同じ素材であれば、濃くて黒っぽい色のほうがUVカット効果がアップします。さらに、薄い素材よりも、目が詰まった厚手の素材のほうが紫外線を通しません。

紫外線をガードするスキンケアの選び方

日焼け止めは「とにかく数値が高ければ安心では?」と思いがちですが、じつはSPF値は、15以上になると効果はさほど変わりません。SPF値が高いものは、通常、スポーツやレジャー向きに作られています。汗や水に強い半面、落としにくいものも多く、肌への負担となることがあるため、肌の弱い人が毎日使うのは要注意。

自分に合う日焼け止めは、肌質(スキンタイプ)とどんな場面で使うかで選ぶこと。日本人の肌は、紫外線への反応によって下の3夕イプに分類できます。紫外線にもっとも弱いのが1、もっとも強いのが3、日本人の6割以上が該当するのが2。

2に適しているのは、ふだん使いならSPF20・PA++、レジャーではSPF30・PA+++が目安。また、日焼け止めの成分には「吸収剤」と「散乱剤」があるので、違いを知って、自分に合うものを選んでください。

スキンタイプ

スキンタイプ1

紫外線に当たるとすぐに赤くなるが、黒くはならないタイプ

スキンタイプ2

紫外線に当たると赤くなって、2~3日後に黒くなるタイプ

スキンタイプ3

紫外線に当たると赤くならずにすぐに黒くなるタイプ

日焼け止め成分のタイプ

吸収剤配合タイプ

落ちにくく白残りしない。肌上で紫外線を吸収する。さらっとした使用感で、白く残らない半面、肌への刺激となることも。ただし、吸収剤が直接肌に触れないように加工した製品も。

散乱剤配合タイプ

敏感肌向け。肌上で紫外線を反射する。散乱剤のみで作られたものには「吸収剤フリー」「吸収剤無配合」などと表記。肌にやさしい反面、厚く塗ると粉っぽくなったり肌が乾燥することも。

紫外線ダメージを予防&リセット

紫外線によるダメージを事前に防ぐ方法や、受けてしまった紫外線の害を最小限にとどめるリセット法を覚えておきましょう

紫外線を受けたらとにかく早く寝る!

日々蓄積される紫外線ダメージを回復するためには睡眠が大切です。肌は、約28日周期で古い細胞と新しい細胞が入れ替わり、これをターンオーバーといいます。ターンオーバーをスムーズに進めるのが、睡眠。

睡眠中は成長ホルモンにより、細胞分裂が活発になります。逆に睡眠不足だとターンオーバーが滞って肌トラブルの原因になります。成長ホルモンの分泌は、夜10~2時がピークなので、10時には寝るのがベストですが、むずかしいならせめて12時には寝るようにしましょう。

「ビタミンC誘導体」化粧品でメラニンを排出

ビタミンCにはメラニンの活性化を抑制する作用があります。ただ、純粋なビタミンCは肌への浸透が悪<、不安定なので、化粧品には、ビタミンCの構造の一部を変えた「ビタミンC誘導体」として含まれ ることが多いです。

ビタミンC誘導体のなかでも、肌への浸透がよいのは「リン酸型」。リン酸型をさらに進化させた「APPS」も。また、ビタミンC誘導体を肌の奥に浸透させる「イオン導入」は、美容皮膚科で行われていますが、家庭用のイオン導入器も市販されてます。

美白化粧品でシミを予防。おすすめなのは美容液

美白化粧品は、じつはシミを消すというより、肌がシミとならないように予防的に使うものです。ですから、シミにちょっぴり塗るよりも、まだシミとなっていない部分も含めて顔全体に毎日使いつづけるのがおすすめです。

美白化粧品を選ぶポイントは〈美白成分〉を含むかどうか。「医薬部外品」、「日焼けによるシミ・ソバカスを防ぐ」などの表示が あるものには厚生労働省が効果を認めた有効成分が入っています。美白化粧品は化粧水や美容液、クリームなど、ラインナップでそろっていることが多いですが、ひとつを選ぶなら美容液を。

美白成分はクリームや美容液に高濃度配合していることが多いのですが、通年使うことを考えると、油分の多いクリームよりさらっとした質感の美容液がおすすめです。

食べ物で紫外線を予防

日焼けしそうな予定があるなら2週間前からビタミンC!

ビタミンCには、メラニンの産生を抑える効果と、紫外線によって発生した活性酸素から肌を守る抗酸化作用があります。しか し、できたシミを消すまでの効果は期待できません。

つまり、「予防的」にとるのが賢い方法です。実際、「日焼けする2週間前からビタミンCを摂取すると、シミの予防に効果がある」との研究報告もあります。リゾートなどに出かけるなら、2週間前からビタミンCをとって、紫外線への備えを。

食事のたびに、こまめにとる!

ビタミンCは、化粧品で外側から補うとともに、食事で内側から補うのも必須です。ビタミンCには水に溶ける性質があり、たくさん摂取してもほとんど悪影響がない半面、体内から排出されてしまうというデメリットもあります。

摂取後、約4時間で排出のピークを迎え、約9時間後には排出が終了するというデータもあり、一度にたくさんとるよりも、1日3回食事のたびに摂取したほうが体内で効率よく働きます。

1日の必要量は100mgとされていますが、美肌のためにはもっとたくさん必要です。ただし、1000mgを超えると、まれにおなかが緩くなる人もいるので、自分の体質に合わせて補給してください。

レモンは朝食べない!

ビタミンCといえば、レモンやオレンジなど柑橘系の果物に多<含まれるイメージですが、意外にも含有量が豊富なのはキウィやいちごなどです。

また、レモンやパセリなどに含まれるソラレンとい物質には、紫外線の感受性を高める作用があり、シミができやすくなります。紫外線対策のつもりで朝食にレモンを食べ、そのあと外出して紫外線を浴びると、シミを増やしてしまうことも あるので要注意です! 

なお、ソラレンは摂取してから数時間で体内から代謝されるので、夜に食べるなら問題ありません。

「アブラナ科」の野菜やナッツを!

ビタミンCは、赤ピーマンやほうれん草などのほか、カリフラワー、菜の花、ブロッコリーなど、アブラナ科の野菜に多く含まれます。これらの野菜に含まれるビタミンCは、加熱してもこわれにくいのが○。また、ブロッコリーや菜の花には抗酸化成分のビタミンAも含まれます。

こうした野菜をまとめてさっとゆでて冷蔵庫に入れておけば、食事のたびに補給できて便利です。

また、ピーナッツやアーモンドなどのナッツ類に多く含まれるビタミンEにも抗酸化作用があり、Cとあわせてとりたい成分です。

野菜100g当たりのビタミンC含有量
  • 赤ピーマン:170mg
  • ブロッコリー(ゆで):54mg
  • カリフラワー(ゆで):53mg
  • 貝割れ菜:47mg
  • 菜の花(ゆで):44mg
  • キャベツ:41 mg
  • ほうれん草:35mg
果物100g当たりのビタミンC含有量
  • アセロラ(10%果汁入り飲料):120mg
  • キウィフルーツ:69mg
  • いちご:62mg
  • パパイア:50mg
  • レモン(果汁):50mg
  • はっさく:40mg
  1. スキンケア

    メイクアップアーティストの仕事をしています。スキンケアの記事を書いていこうと思います。毎日のスキンケア、食生活などを早めに見直すことで、肌は確実に変わり、老化の加速を食い止めることが可能です。今すぐセルフケアで、若々しい肌を取り戻しましょう。