年齢が35歳を境に精子の老化が始まる

男性不妊と年齢

男性の年齢と妊娠率の相関関係を調べた研究では、35~40歳あたりから精子の老化が始まることがわかっています。精子の数は34歳を境に減少していきます。

精子の濃度や正常形態精子率は40歳を境に、精液量は45歳を境に、となっています。さらに体外受精では、男性の年齢が40歳を超えると妊娠しづらいという研究報告があります。

また男性が55歳を過ぎると、男性の性染色体であるY染色体が相対的に減るため、女の子が生まれやすくなるのです。

精子の老化の原因は酸化ストレス

精子の老化

精子の老化とは、運動率や受精率が低くなり、全体的に機能が低下することをいいます。この原因は「酸化ストレス」です。体内に発生した活性酸素が精子に入っているDNAが傷つけて、ダメージを受けます。結果、受精しにくくなってしまうのです。

不妊症患者の男性の精液中には、こうした酸化ストレスを受けた精子が多いというデータもありますし、体外受精の結果も酸化ストレスと相関しているというデータもあります。酸化ストレスが高い精子ほど、受精率が低くなるのです。

精子の老化対策

精子の奇形率が高い

精子の老化を防ぐ栄養素をとる

精子老化を防ぐのに有効なのは、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール類やカロテン類、コエンザイムQ10などの抗酸化物質です。 これらの成分が入った食品を積極的にとったり、サプリメントで補給することが精子老化の防止につながります。

コエンザイムQ10を服用することで、精子の運動率が上昇したというデータもたくさんあります。 男性不妊患者は普通の男性よりも体の抗酸化機能が低下している傾向があり、精漿(前立腺と精嚢からの分泌液)中の活性酸素が高いことがわかっています。抗酸化対策を行うことで、酸化ストレスの影響を軽減できることは確かです。

精子の老化を防ぐために禁煙

タバコの活性酸素は精子そのものを減らしたり、DNAに損傷を与えるなど、酸化ストレスの悪影響を受けてしまします。 運よく受精して妊娠しても、うまく育たずに流産する可能性も高くなり、血流を悪くするため勃起障害(ED)の原因にもなります。タバコはいいことがひとつもありませんので、禁煙するのがおすすめです。

  • [1]日本産婦人科学会 男性不妊症の原因疾患
    http://www.jsog.or.jp/...
    [2]厚生労働省 子ども・子育て支援推進調査研究事業 我が国における男性不妊に対する検査・治療に関する調査研究
    監修 湯村寧 横浜市立大学附属市民総合医療センター生殖医療センター泌尿器科
    https://www.yokohama-cu.ac.jp/...

男性の妊活をサポート| FORTIES

この記事は男性の妊活をサポートする情報メディアサイトとしてFORTIESが監修及び運営管理しております。

Share: