男性不妊とEDをサポートします
男性不妊の原因

男性不妊の原因と割合

男性不妊の原因は、精子の生成から始まり、射精をし受精するまでの過程に何らかの障害が起こることによって生じます。

また主な男性不妊の原因別の割合は平成27年度におこなわれた厚生労働省の男性不妊調査によると、造精機能障害82.4%、性機能障害13.5%、精路通過障害3.9%とされています。

男性不妊の原因①造精機能障害

精液検査を何度行っても、精子が少ない場合を乏精子症、精子がいない場合は無精子症と診断されます。このうち精子をつくる機能に問題や障害があるものが造精機能障害による乏精子症や非閉塞性無精子症です。造精機能障害は原因不明の特発性がほとんどです。

乏精子症

精子の数が1ml中1500万未満の場合、乏精子症と診断されます。ただ、精子の数は変動も激しいため、数回検査をすることが必要です。乏精子症になる理由の1つとして、精索静脈瘤があります。

精子数によっては、ホルモン療法、漢方などで改善が見込まれる場合もありますが、その程度によって人工授精、または体外受精、顕微授精を行います。

二人目不妊の原因にもなる精索静脈瘤

乏精子症や精子無力症の原因ともなる精索静脈瘤は、精巣の中の静脈の血液が滞り、こぶのようなものができた状態のこと。血液の流れが滞ると精巣が温められてしまい、熱に弱い精子はダメージを受けてしまうのです。

精索静脈瘤は少しずつ進行していくため、一人目は順調に妊娠できても、二人目の頃には悪化し、二人目不妊の原因になっていると考えられます。

閉塞性無精子症

精子は、精巣でつくられ、精巣上体、精管を通過し、精液として尿道から射精されます。精子を精巣でつくることはできるが、精子が通過する道である精路に閉塞があり、射精精液中に精子を認めないものが閉塞性無精子症です。

閉塞になる原因として、両側精巣上体炎、小児期両側鼡径ヘルニアの術後、パイプカット術後、原因不明の精路閉塞症、射精管閉塞症、先天性両側精管欠損症などがあります。

非閉塞性無精子症

精巣で精子をつくることができず、射精精液中に精子を認めないものを非閉塞性無精子症といいます。原因は、精索静脈瘤、染色体異常や下垂体・視床下部の障害による性腺刺激ホルモンの低下、薬剤の影響(抗癌剤など)、おたふくかぜによる精巣の機能障害があげられますが、原因はわからない特発性ということが大半を占めます。

男性不妊の原因②性機能障害

近年、増えているセックスの問題、性機能障害は、勃起障害、射精障害に大別され、精神的な問題の場合や機能的な問題の場合、また、それらが複雑に絡み合っている場合があります。

勃起障害(ED)

勃起障害(ED)は、ストレスなどが原因で起こる心因性のものと糖尿病や骨盤内手術後などに起こる器質性のものがあり、これらにはバイアグラなどの服薬によって性生活を取り戻すことが期待できます。

また性欲の減退、性に関する嫌悪感につながる心の障害や、ストレスが原因の場合、心療内科などの受診が必要になってくることもあります。排卵日にセックスをするタイミング法はEDになりやすい原因の1つです。

射精障害

射精障害は、逆行性射精や腟内射精ができないなごかおり、逆行性射精では、射精感はあっでも精液量が少ないことが特徴です。また、最近では腟内射精障害が増えてきています。

膣内射精障害とは?

近年、女性の腟内で射精ができないという男性が増えてきているそうです。さまざまな原因があり、例えば赤ちゃんを欲しいと願う夫婦に多いのは「また、妊娠できなかったら?」というプレッシャーから起こるものです。

勃起とストレスの関係は強く、ストレスが強いと勃起しない、勃起が持続しないという勃起障害や腔内で射精するにいたらない腔内射精障害が起こります。奥さんに月経が来て「赤ちゃんが欲しい」と嘆くのと同じように、ご主人も「妊娠させられなかった」ことを自分の責任かのように思うことが蓄積され、それが妻にだけ起こる勃起不全、腔内射精障害になることもあります。

そのほかでは、床などに強く押し付けるようにしてマスターベーションを行ったり、強く陰茎を握ってマスターベーションを行ったりしてきたため、女性の腟圧では快感が得られずに射精にいたらなくなることもあります。

原因不明の男性不妊

男性不妊の原因は、精子をつくる機能に問題があるものが大半を占めています。また、その原因が特定できるものも少なく、原因不明であることが6割以上だといわれています。

精子の問題は複雑で、身体的な障害(脊髄損傷など)、内科的疾患(糖尿病、腎不全など)、過去の病歴(精巣ガンなどでの抗癌剤や放射線療法)や染色体異常(クラインフェルター症候群など)が男性不妊を引き起こしていることもあります。

精液検査や精密検査を行っても原因がわからない場合には全身状態、日々の生活、過去の病歴や手術歴など細かいところまでを確認することも必要になってきます。

また、ストレスが関係していることもあり、ストレスが蓄積されることが性生活や造精機能に関係してきますので、日々の生活、休日の過ごし方などの改善が功を奏することもるそうです。

  1. E.T

    精液検査の結果、基準値の5分の1で妊娠は難しいといわれ愕然。そこから男性不妊を克服して自然妊娠。男性不妊だった時の経験、セルフケア、情報をまとめていこうと思います。よろしくお願い致します。