65歳以上の4人に1人が認知症、またはその予備群

認知症の症状が発症するには、数十年にわたる潜伏期間がある
認知症の症状

65歳以上の割合が総人口の21%以上を占める超高齢社会の日本では、「認知症」は深刻な問題です。2013年に発表された厚生労働省委託の研究班による推計では、認知症の患者数は2014年時点で四国4県の総人口を上回ります。

認知症にはいくつかの種類がありますが、もっとも多いのが「アルツハイマー型認知症」です。このアルツハイマー型認知症は、発症までに20~25年もの潜伏期間があることが明らかになっています。

潜伏期間=認知症の症状を発症する前の認知症の初期グレーゾーンは、いわば「認知症予備群」の状態で、これを「MCI(軽度認知障害)」といいます。

2014年時点では、65歳以上の4人に1人以上が、認知症もしくは初期(予備群)であると推測されています。40代以上の人にとって、認知症は、誰しも他人事ではないのです。

初期の認知症の多くは、自覚症状がまったくない

MCI(軽度認知障害)が怖いのは、ふだんどおりの生活を送る分にはほとんど支障がないため、気づきにくいということ。本人や家族が若いころに比べて物忘れが増えたかな々と気になることはあっても、生活への支障はないため、年のせいとして、見逃されがちです。

つまり、日常生活はほとんど支障なく過ごしていて、自分は元気と思っていても、実は認知症予備群である可能性があるのです。MCI(軽度認知障害)の発症は40代から始まり、認知症の発症は60代以降で増えます。

統計上、いったんMCI(軽度認知障害)を発症すると、何も対策を講じずにほうっておけば、約半数の人が4~5年で認知症の症状を発症するといわれています。

MCI(軽度認知障害)による物忘れか、正常の老化による物忘れかを判断するのは、医師でも難しいのが実状です。

また、MCI(軽度認知障害)と正常老化の間には、脳にわずかな変化が起こり始めているものの、自覚症状はまったくない認知症の超初期、「プレMCI(前・軽度認知障害)」の段階があると考えられます。

MCI(軽度認知障害)でも見逃される場合が多いほどですから、この段階で認知症の症状に気づけるケースはまれです。

認知症の予防は、早く取り組むほど効果的

MCI(軽度認知障害)であっても、正常な老化であっても、できるだけ早いうちから、認知症を予防する脳を活性化させるトレーニングすることで、認知症の症状の発症を遠ざけることができます。

現在は脳も体も健康で、認知症予備群でないなら、トレーニングで認知症を寄せつけない脳と体をつくることができます。

仮に、MCI(軽度認知障害)だったとしても、トレーニングで認知症の症状を遅らせたり、プレMCI(軽度認知障害)、さらには正常老化と同じような状態まで引き戻せる可能性があります。

今元気だから大丈夫なのではなく、症状のない今から取り組むことで、認知症の症状の発症を予防できるのです。

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